【犬はどこだ】感想!
今週のお題「読書の秋」
こんにちは、おひるねです。
今回も感想文です!最近SNSの時間を減らしたら、めちゃめちゃ本を読める時間が増えております。去年はまーったく本を読まなかったのですが、今年はここ1ヶ月ほどで10冊くらい読めています。自分どれだけ無意味にスマホいじってたんだろうって考えると恐怖ですね・・・(゚o゚;;
もともと本を読むのは好きだったので、SNSを減らして本に没頭する毎日がとっても楽しいです。スマホいじってて数時間たってて、ななやってるんだろうって自己嫌悪に陥ることもなくなったし、SNS断ち、お勧めします(*^^*)
さて今回は、ミステリ小説!大好きな作家さんの1人である米澤穂信さんの、犬はどこだです!
あらすじ
内容は、ただ一種類。犬だ。犬捜しをするのだ。―それなのに舞い込んだ依頼は、失踪人捜しと古文書の解読。しかも調査の過程で、このふたつはなぜか微妙にクロスして…いったいこの事件の全体像とは?犬捜し専門(希望)、25歳の私立探偵、最初の事件。新世代ミステリの旗手が新境地に挑み喝采を浴びた私立探偵小説の傑作。
「book」インターベースより
感想
あらすじを読んだときは全く想像のできないような方向へ向かっていきました!!タイトルにある犬はほとんどでてきません。笑
これまで、米澤穂信さんの作品は、インシテミル、ボトルネック、氷菓シリーズ、儚い羊たちの祝宴などなどたくさん読んでいて、そのどれもが本当に面白いです。
インシテミル、氷菓シリーズ、ボトルネック、そして今回の作品と、米澤さんの書く主人公の男性はどこか消極的な感じというパターンが多いなと思いました!そんな消極的男性たちが事件を華麗に解き明かしていく過程が鮮やかで好きなポイントの一つです。
うーん、ネタバレしないように感想を書こうとするとなかなか難しいですね!笑
最初は関係のないように見える二つの時間が、中盤以降だんだん絡み合って謎が解けていくあたりはもうスピード感マックス!っていう感じでページがぐいぐい進みました。犯人は中盤以降からほぼほぼ確定するのですが、最後のどんでん返し、わたしは予想できませんでした。伏線がしっかり貼られているので、勘のいい人はどんでん返しまでよみきれるのではないでしょうか!
わたしは結構何も考えずに読み進めていっちゃうタイプなので、伏線とかたくさん貼られていても、あんまり気づけません。笑
むしろ、何も考えずに読んで、最後の種明かしでなるほどーっと解明されるあの感じが好きなので、深く考えずにぐいぐい読み進めてしまいます。
ミステリ好きのみなさんはどのように読んでいるのでしょう(・x・)/きになる
そして!結末はなんとも米澤穂信さんらしい終わり方!うわあまさかのそうくるか?!っていう感じです。笑 あまり後味の良くない感じ笑
読了したのが夜中だったのですが、昼間に読めばよかったなあと思いました。背筋がぞくっとする終わり方、物語の先を想像させる終わり方は米澤さんぽいなあと勝手に思っております。
この作品、続編は出ていないのですが、どうやらシリーズ物らしいですね!出てくるキャラクターたちがとっても魅力的なので、続編大希望です!!!米澤さん、たくさんシリーズ物を抱えているので大変そうですが(><)
ダークミステリが好きな人には是非オススメしたい一冊です!
次は小市民シリーズ読んでみたいなあ。
おしまい